カメラマンにとって、撮影に出かける際に欠かせないカメラバッグ。
リュック型のカメラバッグは持ち運びが楽で、これまでも使っていたのですが容量的に厳しくなってきたので、もう少し大きいものに買い替えることに。
ただ、買い替えるとなっても僕の場合こだわりゆえになかなか簡単にはいきません。かなり探して比較して、ようやく購入をしたのが、唯一Apple公認のバッグメーカーIncase/インケースのDSLR Pro Packです。
僕がIncase DSLR Pro Packを選んだ理由
僕がカメラリュックに求めたのは以下の3点
・見た目がカメラバッグっぽくないこと
・カメラ本体+レンズ4本程度+三脚+衣類等が入れられる
・使いやすさ
使いやすさに関してはざっくりと書いてしまいましたが、求めていたものは、大きく開けて中身が一目で見れたり、素早くカメラを取り出せたり、三脚ホルダーと兼用ではないドリンクホルダーがしっかりあるといった点です。
100%完璧とまでは言えませんが、ほぼほぼ僕の理想とするカメラバッグだったのでこのIncase DSLR Pro Packを選びました。
カメラバッグに見えないミニマルデザイン

カメラバッグっぽくないといってもこれがなかなか難しい。ただ単にカメラバッグっぽくなくてもカジュアルな見た目のものではなくて、なるべくミニマルなデザインが良いと。
その点このIncase DSLR Pro Packはかなりミニマルな見た目。電車に乗ったりカフェに行っても全く違和感のないスマートな見た目です。
背面とベルトのクッション性は優秀でフィット感も良く疲れにくい。
ショルダーベルトは分厚い造りになっています。

ハーネス付きで、重くなっても比較的楽に持ち運べるようになっています。

サイドは三脚取付用のベルトがあります。外すことは出来ず、上から差し込む形で収納します。

バックルは付いておらず、長さを調整するだけ。ここがバックル付きだと三脚の取り外しがしやすくもっと良かったなと思います。

チャック部も簡単に開けられないように隠せる工夫。ブラブラしないので安心。

かなりの収納力
ミニマルでありながらかなりの収納力を持ったこのバッグ。

収納ポケットがいくつかあるのでひとつひとつ紹介していきたいと思います。
1.メインコンパートメント
背面をガバっと開けるとメインの収納スペース。


α7Ⅲ本体+ズームレンズ、望遠ズームレンズ含むレンズ4本、ストロボを入れてもかなり余裕。下部には着替えも入れていますがまだスペースはあります。

宿泊時には仕切りを調整してさらに衣類を収納することも可能です。
背面の内側にはポケットがあり、ここに予備バッテリー、レンズフィルター、レリーズ、SDカードなど、カメラの小物類を収納できます。

2.上部アクセス
メインコンパートメントには先ほどの背面からと、上部からの2か所からアクセス可能。
この上部アクセスによって、レンズを付けたカメラを素早く取り出しすぐに撮影に移ることが出来ます。

3.サブコンパートメント
上部アクセスの前面にあるのがサブコンパートメント。

さすがはApple公認のIncase。カメラだけでなく、PCやタブレット、文具収納まで考えられています。
ここには15インチサイズのPC、ペン、タブレット、ノート、A4サイズの書類などバンバン入ります。しかもそれぞれに適したスペースが作られているのでオーガナイズしやすい。16インチMacbook proが入るようになっています。

13inchPC、その前面ポケットにiPadを入れていますがパンパンにならずスムーズに取り出すことが出来ます。
4.小物ポケット
次にサブコンパートメントのさらに前面にあるポケット。

ここは内側がフワフワの柔らかい素材になっておりデジタルデバイスの収納に最適。
スマホやコンデジなんかが入れられます。
5.前面ポケット
前面のオープンポケット。
ここは高さがあるので、観光地でもらったパンフレットや折りたたみ傘などさっと取り出せると良いものや、ほかには小さめの三脚なんかを入れられますね。

6.ドリンクホルダー
僕がカメラリュックを選ぶうえで欠かせないドリンクホルダー。三脚取付の逆側のサイドについています。

500mlサイズのペットボトルが収納可能。それ以上大きいものは厳しそうです。
7.サイドポケット
ドリンクホルダーの側面にミニポケットが付いています。
ここは分厚いものを入れてしまうとドリンクが入れにくくなってしまいます。

前面のポケットに入れるのが少し不安な財布もコンパクトな二つ折り財布だったら入れることができます。
peak design キャプチャーを取り付け
peak designのキャプチャーをショルダーベルトに取り付けてみました。ベルト自体は分厚いので、取り付けられないかなと思いましたが、丁度良さそうなベルトが付いています。

ここに取り付けてみると…

かなりいい感じに、Incase DSLR Pro Packにpeak designのキャプチャーを取り付けられます。安定性に関してもまったく問題ありません。
背負ってみても、丁度胸のあたりの良い高さにきます。

泊まりもこれ一つで

移動中にPCやタブレットを取り出したり、コンデジだけ取り出したりといったことがメインコンパートメントを開けずにすべて行えます。
唯一これができればベストというのが、バック前面の真ん中にも三脚を取り付けられれば、重い三脚でもバランスを崩さず持ち運べるのですが、このスマートさなら妥協する部分でしょう。
カメラバッグに見えないデザイン、着替えまで入る大容量、細かく仕切られた使い勝手の良さと撮影旅行から普段の旅までオールマイティに使える最高のカメラリュックです。