軽やかに旅しよう。
旅行の時のカバン。スーツケースにするか、バックパックにするか。
これまでどちらも利点はあると思うが、海外に旅行するならやはりバックパックが便利だと僕は思います。
海外では舗装されていない道があったり、石畳の道が多かったりとキャリーバッグでは苦労することもしばしば。
また、機内に持ち込めればロストバゲージの心配もいりません。
そこで、新たに海外旅行用にバックパックを購入したのでレビューしたいと思います。
もちろん、国内旅行、出張にもオススメです。
・無駄のないデザインでカッコいい
・パッキングしやすい構造
・防犯性が高いイマイチな点:
・ほこりが付きやすい
・普段使いには向いて無さそう
「グレゴリー コンパス40」スペック。
こちらが、僕が購入したグレゴリーのコンパス40。名前の通り容量は40Lで、機内持ち込みギリギリのサイズとなっています。バックパックなので多少は押しつぶして小さくすることができるため、国内線LCCでも大丈夫。
製品仕様
容量 | 40 L |
重量 | 980 g |
サイズ | 34W×55H×25D cm |
出典:グレゴリー
重量が980gというのもポイント。40Lという大容量で1kg以下というバックパックはなかなかありません。数百グラムの違いだと思われるかもしれないが、機内持ち込みを考えている場合重量制限があるので、この数百グラムが地味に効いてきます。
40Lもいらないよという方は、ほぼ同じ構造の「コンパス30」という容量30Lのものもあります。
スマートなデザイン
デザインは大容量バックパックの中では、スマートな印象で個人的にはとても好きです。
容量のわりに縦に大きい印象はなく、女性などが使ってもバランスは悪くありません。
バックパッカーらしい縦に長くてゴツいものもかっこいいとは思いますが、こういったデザインの方が個人的には好み。
デザインの主張は強くないので出張など幅広い用途に使えます。
ショルダーハーネスにはチェストストラップのみ。ウエストベルトはないので、重いものを入れて長距離歩くとなると人によっては少し厳しいかもしれません。
背負い心地はすごくいいのでウエストベルトがなくたって僕の内容物からしたら全然問題ないです。
ちなみに、僕の場合、1週間の旅で暖かい時期に行く場合は中身のみで4.5kgほどです。
スーツケース並みの収納力
メイン収納
メイン収納部はこんな感じ。メイン収納へのアクセスは背面からのみで、大きく開くようになっています。
四角い形をしていて、スーツケースに収納しているかのよう。パッキングは非常にしやすいし、現地について中身を出すときも全ての物が見やすいです。
バックパックって上から入れるタイプだと下に入れたものを取り出しにくいし、サイドにチャックがついていたとしても、逆側のサイドが取り出しにくくて不便ですよね。
このメイン収納の見やすさが僕が選んだ大きな理由です。
まさに、バックパックとスーツケースの良いとこどりなアイテムです。
PC収納
PC収納はメイン収納部とは別で背中側あり、サイドにジッパーがついています。
中は仕切りが一つあり、PCとタブレット両方入れることができます。
ただ、この仕切りかなり薄いので、二つ持ち歩く場合は、ケースに入れた方が良さそうです。
サイド
サイドポケットは背負った時の右手側に一つのみ。広さは十分にあり、2Lペットボトルも入っちゃう容量。
サイドにはベルトが付いていて、中身の量に合わせてバッグの厚みを変えられます。
一番広くパンパンに入れた状態で25cm、一番薄い状態だと10cm以下に。
上部
上部にも収納があります。
メッシュのポケットが一つ。鍵が付けられるキーホルダーもついています。
意外に広く、トラベラーズノート レギュラーサイズでもすっぽり入ります。
搭乗後すぐに使うネックピロー、コンパクトな上着、モバイルバッテリーを入れてもまだまだ余裕があります。
ボトムポケット
メイン収納の下、底部分にも収納があります。
中の仕切りは防水仕様になっていて、靴や汚れた服なんかを入れるのに重宝しそうです。
メイン収納の下側についているため、ここに物を入れすぎるとメイン収納の容量を圧迫します。
海外使用に最適な防犯性。
先に書いたように、メイン収納へのアクセスは背面のみ。
前面にもジッパーがありそうですが、上部のサブ収納のみとなっています。
海外ではスリも多くみられますが、ジッパーが背面のみで防犯性はかなり高くなっています。
さらに、PC収納部とメイン部のジッパーは一か所にまとめることができるため、これらをまとめて南京錠を付けておけばより防犯性を高められます。
底部分の収納は、少し面白い仕掛けが。
この南京錠マークにジッパーを通しておくと、簡単には開けられないという仕組みになっています。
「グレゴリー コンパス40」のイマイチな点
良い点ばかりあげてきたので、一応イマイチな点も。
それは、表面にほこりが付きやすい素材ということです。
僕自身海外旅行で使うつもりなので、そんなに気にはしませんが気になる人には気になるポイントかなぁと。
あとは、メイン収納へのアクセスが背面のみという構造なので普段使いしようとすると使いにくいかもしれません。
逆にデメリットはこのくらいという感じです。
まとめ:海外旅行のバックパックとしては最高
以上、僕が購入した「グレゴリー コンパス40」の紹介でした。
国内旅行のみならもっと選択肢は広がると思いますが、海外での使用も考えると、高い防犯性、軽量、パッキングのしやすさと海外旅行にはもってこいのスペックを持ち合わせています。旅行用のメインバッグを探している方はぜひチェックしてみてください。
これから海外旅行でガンガン使っていきたいと思います。